薩州鹿児嶋大進撃之図 さっしゅうかごしまだいしんげきのず

版画 木版画 / 明治

  • 山崎年信  (1857~1886)
  • やまざきとしのぶ
  • 東京都
  • 明治10年 / 1877年
  • 大判錦絵
  • 縦35.2、横71.0(cm)
  • 3枚続
  • 山口県萩市大字堀内355番地
  • 田中家寄贈(田中助一コレクション)
  • 萩博物館

西南戦争で戦う政府・西郷両軍を描いた錦絵。西郷隆盛は、政府側の挑発にのった鹿児島の不平士族に担がれ、明治10年(1877)2月15日に挙兵する。西郷軍が熊本県に侵入したとの情報を受けた政府では、19日に征討令を発し、有栖川宮熾仁親王を征討総督、山県有朋・川村純義を参軍に任じ、征討軍を組織した。西郷軍は熊本鎮台が置かれた熊本城を攻撃し、3月には南下する政府軍と田原坂で激戦するが、4月以降は守勢に転じる。以後は、政府軍が西郷軍を各地で圧倒し、西南戦争は9月24日の西郷自刃によって幕を閉じた。

薩州鹿児嶋大進撃之図 さっしゅうかごしまだいしんげきのず
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