真言宗祖師像 しんごんしゅうそしぞう

彫刻 木像 / 室町

  • 不明
  • 長野県
  • 室町時代
  • 檜材の寄木造 胡粉塗仕上げ 彫眼
  • 弘法大師坐像:像高40.0cm 興教大師坐像:像高40.0cm
  • 2躯
  • 松本市波田6011
  • 松本市指定
    指定年月日:20110322
  • 盛泉寺
  • 有形文化財(美術工芸品)

弘法大師坐像は、右手に金剛杵、左手に数珠をもち、興教大師坐像は、納衣中で組手をする姿に現わされる。弘法大師はわが国真言宗の開祖で、平安時代初期の僧。興教大師は新義真言宗の開祖で、平安時代後期の僧。いずれもわが国真言宗の祖師として、真言宗寺院(若澤寺も真言宗)にそろって祀られることが多い。両像とも豊かな体躯で、穏やかな面相をしている。寄せ木の矧ぎ目が目立ち、手先や持物を失ったり、塗りも落ちて傷みがひどい。しかし、真言宗の古刹若澤寺の歴史を伝える貴重な遺品の一つである。

真言宗祖師像 しんごんしゅうそしぞう

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