木造阿弥陀如来及両脇侍坐像
もくぞうあみだにょらいおよびりょうきょうざぞう
彫刻 / 鎌倉
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鎌倉
- 3躯
- 重文指定年月日:19790606
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 安楽寺
- 国宝・重要文化財(美術品)
定印を結ぶ周丈六の阿弥陀三尊像で、その構造は中尊及び左脇侍では寄木造、右脇侍では一木割矧造とし、それぞれに異なった木寄せを用いている。平安時代後期の典型的な和様を造像の基盤としているが、厳しさの感じられる表情や引き締った体部の肉取りには鎌倉時代の新様式がうかがわれ、製作は十二世紀の末と考えられる。稲沢地方に残る仏像の中では最大のもので、当時の尾張国衙としての繁栄の様子を物語る遺品といえよう。