越州窯青磁四耳壺 えっしゅうようせいじしじこ

工芸品 /  

  • 東京都
  • 隋~唐
  • 素地は灰色の堅緻な半磁質で、これにくすんだ淡青緑色の青磁釉が比較的薄くかかり、内面及び腰以下は露胎で★黒くこげている。釉薬は全面に荒い貫入があり、透明性で光沢があるが、口辺及び肩部は塵埃が凝着してよごれている。器形は漢時代の銅器や土器のように口辺はひらいて帯状の巾広い縁をめぐらし、肩に一双の耳を左右に貼付け、胴は袋形にふっくらと張っている。底は平らだが中央がやゝへこみ、大きな膨れが一つある。猶この壺は丁字が約百三十匁納まっているが、もと六袋に分納されていたもので「丁字六袋之内」と書いた空袋四枚と、原状のまゝの一袋が壺中に納まっている。
  • 1口
  • 東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9
  • 重文指定年月日:19570618
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 独立行政法人国立文化財機構
  • 国宝・重要文化財(美術品)

隋時代~唐の作品。

越州窯青磁四耳壺 えっしゅうようせいじしじこ

その他の画像

全2枚中 2枚表示

越州窯青磁四耳壺 越州窯青磁四耳壺

ページトップへ