弘法大師二十五箇条遺告 こうぼうだいしにじゅうごかじょうゆいごう

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 平安

  • 平安時代
  • 紙本墨書 粘葉装
  • 縦23.4cm 横15.5cm
  • 1帖
  • 重文指定年月日:20070608
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 金剛寺
  • 国宝・重要文化財(美術品)

告は、承和二年(八三五)弘法大師空海(七七四~八三五)が入定の六日前に弟子たちに与えた遺言に仮託して作られたもので、二十五箇条からなり、寺院の管理や運営について詳細な指示を記している。
 十一世紀初めの書写になる最古写本で、万寿二年(一〇二五)の師資相承における口伝の実態を示す訓点や角筆が認められ、宗教史上のみならず国語学史上極めて重要である。

弘法大師二十五箇条遺告

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