絹本著色阿弥陀曼荼羅図 けんぽんちゃくしょくあみだまんだらず

絵画 / 鎌倉

  • 兵庫県
  • 鎌倉
  • 1幅
  • 兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目10-1
  • 重文指定年月日:19730606
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 兵庫県
  • 国宝・重要文化財(美術品)

阿弥陀曼荼羅は、密教における阿弥陀法敬愛に用いられるものであるが、図像を除き、本図のように完成された曼荼羅図の遺例はきわめて少なく、彩色の古本としては本図のほかには未だ知られていない。観音を中心に阿弥陀の八葉を配し、内院の四隅に供養菩薩、外院に四供養菩薩、四摂菩薩を配して形式をととのえている。温和な色彩や繊細さの認められる筆致などからみて、鎌倉時代も前期を下らぬ頃の製作と考えられ、阿弥陀曼荼羅の珍しい作例としてその価値は高い。

絹本著色阿弥陀曼荼羅図 けんぽんちゃくしょくあみだまんだらず

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