歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 鎌倉
住吉物語は継子【ままこ】いじめの物語に、長谷の観音の利生説が加わった説話文学で、継子の姫君が継母の悪計を知って、大阪の住吉にのがれる場面が全編の中心をなしているため、この書名がつけられたものと思われる。作者・成立年代とも明らかでなく、しかも異本が多い。この一帖は鎌倉時代末期の書写で、現存最古の写本とみられ、国文学史上貴重な一本である。
住吉物語絵巻
浅茅が露
大和物語〈下/(勝命本)〉