絵画 / 江戸
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江戸
- 一隻
- 重文指定年月日:19710622
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 相国寺
- 国宝・重要文化財(美術品)
江戸時代初期には庶民の楽しみうち興ずる様が多く画かれ、風俗画というジャンルが日本の美術史に新たな一ページを加えた。そのスタイルは少なくないが、本図は琴棋書画という文人の風流な遊びに擬して当世士女の花下遊楽の風俗を画いているのが注目される。その人物描写には筆の確かさがうかがわれ、衣裳・文様・刀装などはおよそ寛永期の特色を示しており、当時の世情を伝える貴重な屏風絵である。