木造阿弥陀如来立像
もくぞうあみだにょらいりゅうぞう
彫刻 木像 / 鎌倉
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鎌倉
- 1躯
- 重文指定年月日:20080710
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 専修寺
- 国宝・重要文化財(美術品)
真宗高田派の本山専修寺如来堂の本尊。衣全体に繊細な切金文様が施された美作で、快慶の作風を濃厚に伝える。足裏に仏足文を表し、手足の指の爪や蓮華座の蕊に金属を用い、本体を銅柱で台座に固定するなど特色ある造法を示す。類似する阿弥陀像は13世紀から14世紀にかけてしばしば造立されたが、本像はその典型作として位置付けられる。光背、台座には一部後補が認められるが、保存状態は極めて良好である。