短刀〈銘相模国住人広光/延文五年八月日〉
たんとう〈めいさがみのくにじゅうにんひろみつ/えんぶんごねんはちがつひ〉
工芸品 / 南北朝
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相模国住人広光
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南北朝 / 1360
- 平造、三ッ棟、反先返りごころ。鍛板目肌約み地沸つく、刃文皆焼小沸つき砂流しごころあり。帽子乱込み、乱れて深く返る。彫り表梵字、素剣、瓜、裏梵字、毛抜。茎生ぶ舟形、鑢切僅かに下がる、栗尻、目釘孔二。
- 身長42.6 反0.4 (㎝)
- 1口
- 重文指定年月日:19520719
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 個人
- 国宝・重要文化財(美術品)
広光は秋広と並んで南北朝時代の相州物を代表する刀工である。本作は一段と大振りで皆焼も華やかで健全である。