教導立志基 荻生徂徠 きょうどうりっしのもとい おぎゅうそらい

版画 木版画 / 明治

  • 小林清親  (1847~1915)
  • こばやしきよちか
  • 東京都
  • 明治19年 / 1886年
  • 大判錦絵
  • 縦36.2、横24.2cm
  • 1枚
  • 山口県萩市大字堀内355番地
  • 田中家寄贈(田中助一コレクション)
  • 萩博物館

少年時代の荻生徂徠を想像して描いた錦絵。徂徠は江戸時代中期の代表的な儒学者。寛文6年(1666)江戸に生まれ、字は茂卿、名は惣右衛門といった。徂徠は号。少年時代に父が蟄居に処されたことにより大変な苦学をしたといわれ、この絵ではその逸話を紹介している。徂徠は長じて古学派に新風を開いて古文辞学を大成し、幕藩体制の動揺を指摘して封建制の引き締めを説いた。主著『政談』は八代将軍吉宗の諮問に答えたもの。享保13年(1728)没、享年63。

教導立志基 荻生徂徠 きょうどうりっしのもとい おぎゅうそらい
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