弘法大師御手印縁起 こうぼうだいしごしゅいんえんぎ

歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 江戸

  •  
  • 江戸時代後期
  • 紙本墨書
  • 縦31.5cm,横426.8cm
  • 1巻

 弘法大師御手印縁起とは、弘仁7年(816)太政官符・同年紀伊国符・高野山四至注文・高野山絵図・承和元年(834)空海遺告・同3年紀伊国判からなる古文書集で、太政官符と遺告に空海の手印が捺されていることから、御手印縁起と呼ばれているものである。本品では、さらに「遺告真然大徳等」が付属しており、末尾には天正17年(1589)4月21日の木食応其(1536~1608)の修理銘が記されている。また、高野山図は巻末に着色して描かれているが、文字情報は全く含まれていない。

弘法大師御手印縁起 こうぼうだいしごしゅいんえんぎ
ページトップへ