工芸品 染織 / 江戸
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江戸時代後期
- 革製 布製
- (陣羽織)裄27.7cm (袴)前丈87.0cm (臑当)長31.1cm
- 1式
- 佐賀市松原2丁目5-22
- 公益財団法人鍋島報效会
陣羽織、鹿革製裁着袴、袖、鹿革製手袋、甲当、杏葉紋旗など、佐賀藩士本島藤太夫の所用品として伝わる資料群。本島は、江戸時代末期の佐賀藩で鋳立方の責任者をつとめた人物。赤く染められた吹き流し状の旗には鍋島家の家紋である杏葉紋が黒く染め抜かれる。袴には「兵式操練に用いた」と貼紙があり、西洋式軍事調練に用いられたものか。侍は銃陣稽古でこうした裁着袴を用いることとされていた。