前原一誠詩書 まえばらいっせいししょ

その他の美術  / 明治

  • 前原一誠  (1834~1876)
  • まえばらいっせい
  • 明治時代
  • 紙本・墨書・掛幅
  • 本紙縦114.0、横28.6(cm)
  • 1幅
  • 山口県萩市大字堀内355番地
  • 萩博物館

前原一誠が書した七言絶句の漢詩。落款に「黙宇」(もくう)とあるのは前原の号。原詩は、妻木忠太著『前原一誠伝』に「戊越作」として20篇収録されたものの一つで、字句に若干異同がある。前原が戊辰戦争で北越の陣中にあった明治元年(1868)、遠く離れた故郷を思い作ったもので、この筆跡自体は後年になって揮毫したものと推測される。内容は、色々と入り乱れて歳月が流れてきたが、ふるさとの風景はきっと物寂しいことだろうというもの。

前原一誠詩書 まえばらいっせいししょ

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