葛川明王院御正体 かつらがわみょうおういんみしょうたい

工芸品 金工 / 室町

  • 室町
  • 面径75.5~108.5 (㎝)
  • 6面
  • 重文指定年月日:20130619
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 明王院
  • 国宝・重要文化財(美術品)

本堂に安置される大型の6面は、不動明王像及び二童子像、宝塔などを鏡面の中心に据えたものである。明徳3年(1392)から文安4年(1447)の年紀のほか、施主、大工を始めとする施入銘が、裏面には墨書、または表に線刻にて表される。また、現在護摩堂に安置される御正体群には、隣接する地主明神への施入を墨書した1面も含まれており、中世を通じて比叡山麓における天台系寺院の歴史、ならびに神仏習合としての信仰の一形態を知る上で貴重な一群である。

葛川明王院御正体

ページトップへ