熊野懐紙 くまのかいし

その他の美術  / 鎌倉

  • 源家長
  • みなもとのいえなが
  • 鎌倉時代初期 / 1200年
  • 愛知県名古屋市昭和区汐見町4-1
  • 重要文化財

 13世紀初め頃、後鳥羽上皇は側近を連れ熊野に参詣し、その道すがら歌会を催している。その際に各歌人が2つの題に沿って詠んだ2首を、署名とともに自筆で懐紙に書いたものが「熊野懐紙」である。
 本書は正治2年(1200年)12月6日滝尻王子で披講されたもので、源家長によるものである。
歌題は「山河水鳥」と「旅宿埋火」である。

熊野懐紙 くまのかいし
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