黒漆塗杏葉紋散柄鏡箱
くろうるしぬりぎょうようもんちらしえかがみばこ
工芸品 漆工 / 江戸
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江戸時代後期
- 木製 漆塗 蒔絵
- 高さ3.2cm 径24.4cm 長さ36.6cm
- 1合
- 佐賀市松原2丁目5-22
- 公益財団法人鍋島報效会
黒漆塗の総体に金蒔絵で杏葉紋が散らされる。黒と金の強いコントラストはいかめしさもあるが、内部は転じて村梨子地となっており、華やいだ雰囲気を持っている。もとは盛姫(10代佐賀藩主鍋島直正室)の婚礼調度と思われる七寸の葵紋付柄鏡が納められていたことが、添えられた書付からわかる。