如法寺木造三十三観音応現身像
にょほうじもくぞうさんじゅうさんおうげんしんぞう
彫刻 木像 / 室町 南北朝
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不明
- 福島県
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南北朝時代末から室町時代初頭
- 桂材、一木造、玉眼嵌入、白土材彩色とする。
各像ともほぼ同じ構造で、基本的な構造は頭頂より頭体、足枘まで一材で彫出する。両腕まで頭体材より彫出する例が多い。内刳は施さない。頭頂より両頬を通る線で面を割矧ぎ、頭頂と顎下で各1本の竹釘でとめる。台座は別材とし、両足裏の枘で像を立てている。像の動きに応じて、一材からでは彫出が困難な部分に小材を矧ぎ足している。
なお、現存する21躯の像は技法や造形がほぼ等しいので、すべて同時期、同一仏師によって造立されたものと考えられる。
- 像高35cm前後(詳細別紙のとおり)
- 21躯
- 福島県耶麻郡西会津町野沢字如法寺乙3533番地
- 西会津町指定
指定年月日:20190228
- 宗教法人如法寺 住職 三留晃衛
- 有形文化財(美術工芸品)
なし