歴史資料/書跡・典籍/古文書 絵図・地図 / 江戸
片原横町は地子(藩への借地料)町18町の一つ。高岡城の廃城後、武家屋敷跡と鴨島村の請地を合わせて町立てされた。 本図は、百姓地(黄)と地子地(赤)が色分けされ、末尾の書込みから、地子地面積は696坪であり、地子町肝煎役人の梅染屋仁右衛門と片原横町の組合頭・糸屋平兵衛、和田屋八右衛門両名が作成した絵図であることがわかる。また、左下には町奉行2名の官舎「御貸屋」2棟もみられる。桶屋・油屋・板屋・早貸(飛脚)・染屋などの職種を表す屋号も多く見られる。
上川原町絵図
同町組合頭・仁右衛門、三右衛門
油町絵図
組頭・市郎右衛門、七兵衛