民俗 有形民俗文化財 / 明治 大正 江戸 昭和以降
- 岡山県
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江戸、明治、大正、昭和
- 備前焼製作の各工程において使用される道具類である。採土には鋤を使用する。掘り出した原土を乾燥保存し、唐鍬等で砕きながら砂、石等を除く。さらに木槌や臼で粉砕し、水槽で浸潤させる。櫂で撹拌し、沈殿させて水簸する。成形にはヘラやコテを使用し、回転成形の際には轆轤を用いる。型成形では土型や木型を使用する。甕や壺の器壁を叩き締めるため、タタキを使用する。細工物ではケガキや針、穴開けで仕上げを行う。窯詰めに際しては、製品を降灰から守る匣鉢に入れたり、支柱で支えた平板に製品を並べる。窯内部の灰や熾を掻くためにデレッキを用いる。
- 1100点
- 備前市伊部974-3
- 備前市
- 有形民俗文化財