工芸品 金工 / 奈良
リンゴのような形状の銅製の骨壺です。胴の中程で蓋と身に分かれ、蓋には塔形の鈕【ちゅう】(つまみ)が付いています。表面には帯状のもので蓋が開かないように縛った痕跡が残ります。こうした骨蔵器は墓地に埋納されたもので、奈良時代に火葬が広がるとともに普及しました。
有蓋双耳壺
青銅蔵骨器
骨蔵器