偕楽園焼 交趾写黄白釉寿字文花生
かいらくえんやき こうちうつしおうはくゆうじゅのじもんはないけ
工芸品 陶磁 / 江戸
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江戸時代後期
- 陶磁器
- 口径13.4cm,高さ29.7cm
- 1口
偕楽園焼の典型的な交趾写花生のスタイルで、文様の構成も同じであるが、外面の「壽」字の部分のみ白釉とし、その他の部分は黄釉で染めている点が珍しい。ただし、釉薬が薄いため、轆轤による調整痕を観察できる。また、浮き彫りとなっている文様線は、強く浮き出ており、一般的な二彩の作品より、文様の輪郭をはっきりと見ることができる。底面には、陰印刻銘で「偕楽園製」とある。