江戸
八幡蟇目流は日置流印西派の一派で特に小弓の弓術を得意とする。本書はその指南書。「蟇目」とは「響目」の略で射ると音が響くために呼ばれた。広くはそれをつけた鏑矢を指す。神事や笠懸・犬追物等に用いられた。本書は秘伝書であったことが奥書より分かる。
小笠原流笠懸
小笠原流射禮秘伝抄
小笠原伝犬追物蟇目之図