狂言面 祖父 きょうげんめん おおじ

彫刻 / 江戸

  • 江戸時代・17~18世紀
  • 木造、彩色
  • 19.4×13.9
  • 1面

顔をゆがめて苦悩するかのような表情は恋煩(こいわずら)いのためだろうか(「枕物狂(まくらものぐるい)」。この面は裏に「大蔵弥太夫 虎輔」という朱書(しゅがき)の銘がある。大蔵家(おおくらけ)は狂言の流派の一つで、江戸幕府に召し抱えられた。その分家弥大夫家(やだゆうけ)をおこした虎輔(とらすけ)の所持品であったことがわかる。

狂言面 祖父 きょうげんめん おおじ
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