彫刻 / 安土・桃山 江戸
山伏(やまぶし)が祖父の曲がった腰をなおそうと祈祷(きとう)するが、そっくりかえったり曲がったりを繰り返すという喜劇「腰祈(こしいのり)」や、百歳を越えてなお恋に病む姿を滑稽味(こっけいみ)豊に描いた「枕物狂(まくらものくるい)」などに用いる。この面の素朴で明るい笑顔は狂言を楽しむ庶民の姿を彷彿とさせる(旧解説)
狂言面/乙
狂言面 祖父
狂言面 賢徳