狂言面 賢徳 きょうげんめん  けんとく

彫刻 / 江戸

  • 江戸時代・18~19世紀
  • 木造、彩色
  • 19.7×13.9
  • 1面

「止動方角(しどうほうがく)」の馬、「横座(よこざ)」の牛、「蟹山伏(かにやまぶし)」の蟹の精などの役に用いる。賢徳面の成立は古く、文亀4年(1504)銘の遺品が知られる。視線を上または横にそらし、鼻脇をえぐって、上の歯で下唇を噛むのが定型。この面は滑稽味(こっけいみ)が少なく、人間の顔と変わらない。(旧解説)

狂言面 賢徳 きょうげんめん  けんとく

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