江戸
田村藍水【たむららんすい】(1768~76)の門人後藤光生の編になる。図の描き方などよりみると、栗本丹洲の筆本の模写であろうと思われる。名称、産地、寸法、特徴、味などを記す。文中にみえる「灌園」は幕府の御家人岩崎灌園【いわさきかんえん】(1786~1842)で、彼の所持したものと考えられる。(20050329_h16)
皇和魚譜
栗本丹洲編
《岩崎灌園遺稿》
岩崎灌園/著
皇和魚譜 巻一之二
栗本丹洲編、大淵常範他校