円頓止観 えんどんしかん

その他の美術  / 南北朝

  • 伝尊円筆
  • 南北朝時代・14世紀
  • 紙本墨書
  • 100.6×30.8
  • 1幅

 「円頓止観」は『摩訶止観』(十巻)に示されたものを要約したもので、天台宗において悟りをひらくための方法の一つである。自署がなく筆者を特定できないが、尊円親王を祖とする青蓮院流の書風で書写されており、南北朝時代の書写と推定される。   

円頓止観 えんどんしかん
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