その他の美術 書 / 江戸
綱吉は将軍となり執政を担うと儒教を中心とした文治主義的な支配を理想としたことで知られる。金銀泥の下絵で装飾された色紙には、政治に対する熱い思いと気概で満ちており、字にも力強さが感じられる。政務に積極であった青年期に詠んだものであろう。
存心二字
徳川綱吉筆
和歌色紙
徳川家光筆
蓮下絵和歌巻断簡
本阿弥光悦筆