秋草鶉図 あきくさうずらず

絵画 / 江戸

土佐光成は光起(みつおき)の子で、「みつしげ」とも読む。父の跡を受けて宮廷の絵所預(えどころあずかり)となり、内裏や仙洞御所(せんとうごしょ)の絵画制作に多くたずさわった。鶉は土佐家の代々が好んだ画題。署名から、左近将監(さこんしょうげん)の職にあった35~50歳の作とわかる。光起の画法がよく継承されている。

秋草鶉図

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