絵画 / 元
宝冠の一部と唇に僅かに朱を点じ、他は緊張感のある墨線のみで観音菩薩を描く白描という画法の名品です。平石如砥【へいせきにょし】は、寧波【ニンポー】の保聖寺・天童寺などに住した禅の高僧で、日本人の弟子もいました。本図は寧波の禅林での日中交流によって伝えられたと推定されます。
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平石如砥墨蹟〈与竺芳祖裔偈/至正九祀己丑秋〉
白衣観音図
正悟
赤脚子