線刻水分三神鏡像 せんこくみくまりさんしんきょうぞう

工芸品 金工 / 平安

  • 出土地:奈良県吉野郡天川村金峯山出土
  • 平安時代・永承6年(1051)
  • 銅製 鋳造 線刻
  • 縦25.0 横25.2 縁厚0.42
  • 1面
  • 銘文:「女弟子紀氏敬白/奉顕子守三所宮/右紀氏年来之間/雖為参入御前近/不参入故転女身/而成男子御前近/為参入使并慈尊/出世者為御恩蒙/顕奉所供養也/永承六年八月五日/女弟子紀氏」

山形の銅板に神像を線刻した鏡像。中央に女神、向かって右に僧形、左に衣冠束帯【いかんそくたい】の男神を配しています。下部の銘文から、永承6年(1051)、奈良県吉野地方で信仰された子守明神の三神を表したものとわかります。鏡像にはこのように、仏像でなく神像を表したものもあります。

線刻水分三神鏡像 せんこくみくまりさんしんきょうぞう

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