工芸品 金工 / 平安
中央に唐装の女神、向かって右に僧形、左に衣冠束帯の男神像を線刻する。下部の銘文から、紀+きの+を名乗る女性が、弥勒菩薩の出現を期して永承6年に奉納した「子守三所権現」と判明する。子守+こもり+神は奈良の水分+みくまり+神の転訛で、子守の神としても信仰された。+るび+ きの こもり みくまり
線刻水分三神鏡像
線刻女神鏡像
女神懸仏残欠