水分姫御正体

工芸品 金工 / 平安

  • 平安時代・永承6年(1051)
  • 銅製
  • 1面

中央に唐装の女神、向かって右に僧形、左に衣冠束帯の男神像を線刻する。下部の銘文から、紀+きの+を名乗る女性が、弥勒菩薩の出現を期して永承6年に奉納した「子守三所権現」と判明する。子守+こもり+神は奈良の水分+みくまり+神の転訛で、子守の神としても信仰された。
+るび+ きの こもり みくまり

水分姫御正体

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