考古資料
いわゆる仿製鏡。三角縁は通常よりずっと小さく低い。内区の神像・獣像は様式化が進んでいる。銘文は「吾作明竟甚独保子宜孫冨無誓奇」で裏文字となっている。福岡県の銚子塚古墳出土の二面など同型鏡がこれまで五面知られていた。当時の日本列島における鏡作工人および読む側の漢字認識のありかたをよく示す鏡といえる。
画文帯神獣鏡
変形五獣鏡
三角縁神獣鏡