江戸
古くから箱根の温泉は、病気を治す「湯治」に利用されてきた。箱根七湯は湯本、塔ノ沢、堂ヶ島、宮ノ下、底倉、木賀、芦ノ湯からなり、江戸や関東一円からの湯治客が集まった。当時の芦の湯風呂には、底なし湯、中の湯、小風呂、大風呂の4つがあった。
箱根七湯の枝所
塔之澤元湯亀太郎写
箱根七湯図会 堂ヶしま
初代歌川広重
絵葉書「(箱根名所)風雲常に動きて一日の景観屢々変る芦の湯全景」