深鉢形土器 ふかばちがたどき

考古資料

  • 出土地:伝北海道北見地方
  • 続縄文時代 前2~後3世紀
  • 土製
  • 最大径24.0 底径7.2 高27.0
  • 1口

続縄文時代前半期の北海道東部を中心に分布する土器。口縁部から胴部上半の貼付文や胴部に施された縦方向の縄文が特徴的である。続縄文時代とは、北海道において縄文時代に続く時代で、本州以南の弥生時代・古墳時代に並行する時代を指す。寒冷な気候のため稲作が定着せず、縄文時代から続く狩猟、採集、漁労を生業としながら鉄器が使用されていた。続縄文文化は、日本列島における文化の多様性を知る上で貴重である。

深鉢形土器 ふかばちがたどき
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