壺形土器 つぼがたどき

考古資料

  • 続縄文時代 前2~後1世紀
  • 土製
  • 最大径26.0 口径11.5 括部径8.0 底径8.0 高33.2
  • 1口

続縄文時代前半期の北海道南西部を中心に分布する土器。胴部中央付近に最大径のある壺形の器形や胴部に施された縦方向の縄文が特徴的である。続縄文時代とは、北海道において縄文時代に続く時代で、本州以南の弥生時代・古墳時代に並行する時代を指す。寒冷な気候のため稲作が定着せず、縄文時代から続く狩猟、採集、漁労を生業としながら鉄器が使用されていた。続縄文文化は、日本列島における文化の多様性を知る上で貴重である。

壺形土器 つぼがたどき
ページトップへ