絵画 その他 その他の美術 その他 / 昭和以降
松原市の市制施行60周年を記念して発行された『まつばらいろはかるた』の47枚ある絵札のうち「り」の札。松原の地場産業のひとつに金網製造業がある。現在、阿保地区を中心として金網の製造が行われるようになったのは、江戸時代から松原でも盛んであった河内木綿の栽培にあったようである。松原には明治末期から大正時代にかけて各地に織物工場ができていたが、河内木綿の需要が減少してきたこともあって、河内木綿の織機が金網の織機に利用されたようである。
『まつばらいろはかるた』絵札「三宅木綿 夜なべ糸つむ 機を織る」
水田惠津子
『まつばらいろはかるた』絵札「類のない 印材技術 地場産業」
『まつばらいろはかるた』絵札「河内画師 仏教文化の 名の誉れ」