彫刻 / 鎌倉
切れ長な両眼や涼やかな顔立ち、細身の体つき、彫りの深い複雑な衣の襞+ひだ+など、鎌倉時代の仏師・肥後定慶+ひごじょうけい+(1184~?)の作風に近い特色をみせます。頭髪などをのぞき、彩色や漆箔を施さず、着衣に金箔を細く切った截金+きりかね+を用いるのは、稀少材である白檀+びゃくだん+を模した表現です。
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如意輪観音菩薩坐像
木造日光月光菩薩立像(所在本堂)
阿弥陀如来立像