奈良
法隆寺の修造に尽力した行信(?1750)の発願による写経の遺品。行信が途中で死没したため、弟子の孝仁等がその志を継いで、功をなし終えたことが奥書より知られる。紀年の「神護景雲元」年(767)が「天平神護三」年の上に書き改めて書かれたのは、この年の八月十六日に改元となったからである。料紙は黄麻紙。
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瑜伽師地論〈巻第七十八/〉
説一切有部品類足論巻第十五(孝謙天皇願経)
続高僧伝巻第二十八(光明皇后御願経・五月一日経)