太刀 銘安清 タチ メイヤスキヨ

鎌倉

  • 鎌倉時代・13世紀
  • 刃長80.6cm:反り3cm
  • 1口
  • 重要文化財

鎌倉時代前期ころまでの初期備前鍛冶を「古備前」と呼ぶ。小鋒(こきっさき)で先が反らない姿、地には白くかすんだような乱映(みだれうつ)りが立ち、丁子乱(ちょうじみだれ)に互の目(ぐのめ)を交える刃文など、古備前の典型作風を示しており、安清の活動地が知られる。しかしその名を名鑑等にとどめないことから、一説には伯耆(鳥取県)鍛冶ともいわれる。

太刀 銘安清 タチ メイヤスキヨ
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