相模原市田名向原遺跡の住居状遺構出土の旧石器時代石器群 さがみはらしたなむかいはらいせきのじゅうきょじょういこうしゅつどのきゅうせっきじだいせっきぐん

考古資料 / 旧石器

  • 神奈川県相模原市
  • 403点
  • 相模原市立博物館(中央区高根3-1-15)相模原市立史跡田名向原遺跡旧石器時代学習館(中央区田名塩田3-23-11)
  • 指定年月日:H22.2.5
  • 相模原市
  • 神奈川県指定重要文化財

本石器群は、最終氷期最寒冷期の相模川河畔に構築された住居状遺構に、原産地が多地域にわたる黒曜石の素材剥片を主体とした原料が持ち込まれ、尖頭器を中心とした石器製作が繰り返し行われたことにより形成されたものであり、当該期を代表する石器群であることとともに、旧石器時代後半という我が国最古といわれる建物跡である住居状遺構から出土したという点で、そこで行われた旧石器時代の人々の活動や他地域との交流、生活の仕組み等を解き明かす上で欠くことのできない学術的に貴重な資料である。

相模原市田名向原遺跡の住居状遺構出土の旧石器時代石器群

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