書状案断簡 しょじょうあんだんかん

その他の美術  / 鎌倉

  • 文覚筆
  • 鎌倉時代・12~13世紀
  • 紙本墨書
  • 本紙 縦30.4 横11.3
  • 1幅

 文覚は真言宗(しんごんしゅう)の僧。もとは鳥羽天皇の皇女上西門院(じょうさいもんいん)に仕えた武士で、出家後、神護寺の復興のため勧進(かんじん)活動を行ったが、後白河法皇に荘園寄進を強要して伊豆国に配流(はいる)された。源頼朝に挙兵を促し、鎌倉幕府成立後は頼朝の協力を得て神護寺の復興をなしとげた。

書状案断簡

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