解体新書 かいたいしんしょ

江戸

日本最初の西洋解剖書の本格的な翻訳書。明和8年(1771)小塚原での解剖の実見を契機に、クルムスの解剖書の蘭訳『ターヘル・アナトミア』が翻訳された。本書により、西洋医学の実験的実証性の認識が広まった。付図では、小田野直武が銅版画を木版画で写している。(高橋裕次氏執筆)

解体新書

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