江戸
景文(1779~1843)は京都の人。呉春の弟で、絵もまた呉春を学んだ。呉春が応挙に接近して写生風になったように、景文もまた写生風花鳥を描き、これがのちに四条派と呼ばれるようになる。あっさりとして軽快な景文一派の花鳥画は、幕末期の京都を席捲し、近代までつづいて行く。
芋畑図
呉春(松村月渓)
花卉花鳥図
山口素絢・松村景文
夏山急雨図
岡本豊彦