彫刻
中国・北魏時代の太平真君4(443)年に造られた大型の金銅仏。微笑みを浮かべた表情や複数の稜線で表される着衣の衣文などはこの時代の金銅仏の特徴であるが、頭髪が渦巻き、薄手の着衣を通してたくましい肉体の起伏が表されるなど、西方からの影響もみられる。中国の古代仏教彫刻の変遷をたどる上で極めて重要な遺品である。
銅造如来立像
釈迦多宝二仏並坐像
銅造弥勒仏立像