絵画 / 江戸
蕪村は天明三年(1784)十二月二十五日の朝まだきに没した。呉春(1752~1811)はその蕪村に俳諧と絵を学んだ愛弟子である。蕪村の臨終の枕辺に坐していたうちのひとりに呉春がいたが、本図は蕪村の死の直前ないし直後に呉春が描いた肖像で、こけた頬に蕪村の病によるやつれを見ることができる。
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芋畑図
呉春(松村月渓)
青緑山水図
老松小禽図