江戸
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呉春(松村月渓)
- 制作地:日本
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江戸時代
- 縦114.5cm:横40.9cm
- 1幅
呉春(ごしゅん:1752~1811)は宝暦二年(1752)に金座年寄役 松村嘉左衛門匡程の長男として生まれた。若い頃より俳諧、文人画に親しみ、蕪村の弟子となったが、すぐにその画才を認められるようになった。俳号を月渓と称し、天明二年(1782)に呉春と改名するまで、在白、孫石などの名を用いている。呉春と改名後、天明年間(1781~88)には円山応挙を相識るようになり、次第に画風を写生風に転じ、応挙没後は写生派の中心人物となり、四条派の祖となった。