絵画 / 鎌倉
浄土教の聖典のひとつ『観無量寿経』(かんむりょうじゅきょう)に基づく極楽浄土の情景を描いたもの。当麻寺に伝わる中将姫(ちゅうじょうひめ)が蓮糸(れんし)で織ったと伝える綴織(つづれおり)のものを原本として、浄土信仰が盛んになった鎌倉時代以降に転写本が多数制作された。図様は盛唐時代の浄土図を源流としている。
当麻曼荼羅図
神田宗庭隆信筆