中谷家住宅(石川県鳳珠郡能登町字黒川) 主屋
なかたにけじゅうたく(いしかわけんほうすぐんのとちょうあざくろかわ) おもや
江戸
- 石川県
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江戸中期 / 1721
- 桁行23.8m、梁間13.7m、切妻造、一部二階建、北面・西面・南面・東面南端下屋、北西隅湯殿・上便所及び南西隅便所附属、桟瓦葺
- 1棟
- 石川県鳳珠郡能登町字黒川28号130番地
- 重文指定年月日:20220920
国宝指定年月日:
- 重要文化財
能登地方の天領地のひとつであった黒川地区で、天領庄屋を務めた中谷家の住宅。正面に濠を構えて石垣を築き、背面には屋敷林で防御した広大な敷地を構える。享保6年(1721)建築の主屋は、家格の進展にあわせて座敷を拡張する等、その発展過程をよく知ることができる。敷地内には離座敷、土蔵などの付属建物を残し、いずれも質が高く、とりわけ黒と朱の漆で塗り分けた塗蔵は見応えがある。奥能登を代表する大型民家である。
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